Resident Conductor:Takahiro Yoshikawa
神奈川県生まれ。慶應義塾大学理工学部を経て、同大学大学院理工学研究科修了。2003年まで松下電器産業株式会社に勤務した後、指揮者として活動を始める。7歳より合唱を始め、11歳のときには東京室内歌劇場「アマールと夜の訪問者」(栗山昌良演出)のアマール役として出演。大学在学中より畑中良輔氏の下で研鑽を積み、慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団、同OB合唱団等を指揮し好評を得る。現在は慶應ワグネルのほか、藤沢男声合唱団・パイオニア合唱団・伊藤忠商事コーラス部・水曜会・女声合唱団湘南の風等、多くの団体で指揮・指導を行っている。その指導法は、発声の基本を軸に、豊かなハーモニーを目指したものとして各団体から大いに支持されている。藤沢男声合唱団には1999年から参加、故畑中良輔氏より発声指導や音楽作りを一任され、現在、常任指揮者を務める。また藤沢市ではモーツァルトイヤー特別公演「魔笛」をはじめ、2008年「メリー・ウィドウ」やオペラ・ガラコンサート、湘南台トワイライトコンサート2009、2010年には「カヴァレリア・ルスティカーナ」「パリアッチ」の合唱指揮等を務めるなど、活動の幅を広げている。指揮法を故北村協一氏に師事。
Pianist: Miyuki Kurosawa
東京芸術大学ピアノ科卒業。国際ロータリー財団奨学生として、オーストリア・ザルツブルグのモーツァルテウム音楽大学に留学。東京文化会館、NHK洋楽オーディションに合格、マリアカナルス国際コンクールディプロム受賞。独奏・伴奏の他、合唱では藤沢男声合唱団、湘南市民コール、新声会合唱団、同志社大学グリークラブなど多数の団体と共演。藤沢では、市民オペラの音楽スタッフとして「アイーダ」以来全演目に参加、オペラ・ガラコンサート、湘南台トワイライトコンサートなど多くの公演に出演し、その活動を支えている。藤沢男声定演には2001年以来毎年出演。故畑中良輔氏とも2006年の第17回定演のほか、度々共演してきた。藤男には欠かすことのできない存在であり、歌を引き立たせる感性豊かな演奏は団員からの絶大な支持を得ている。